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顔つき

憧れの人が言っていました。

「持って生まれた顔で周りから見られる評価はせいぜい30歳まで。それ以降はその人の生き様が刻まれた「顔つき」が大切になる。」

 

その人が歩んできた人生や大切にしている価値観が感じられる顔つきにこそ、価値が生まれる。と。

 

私は母になったとき、お母さんの顔つきになりたいと思いました。

守りたいものが出来た時、その守りたいものを守れる強さ、優しさを持った、母の顔です。

今自分がそんな顔になれているかどうかはわかりません。

なれていたらいいなぁ。

 

 

 

娘は優しい顔立ちをしているのですが、その顔立ちのまま、笑顔の似合う優しい心をもった女の子でいて欲しいと勝手に思います。

 

赤ちゃんの頃、前の職場の社長に会いに行ったのですが、普段ぶっきらぼうだけど心根は優しいその方が

優しい顔で、「娘ちゃんのこの笑顔を守ってあげてね」と言って下さいました。

私はお世話になった人のその言葉を、一生忘れないようにしようと誓いました。

 

そうやって、宝っ子、宝物、宝にしたい言葉たち、大切な物が増えるにつれて、それが年輪となって刻まれていくんでしょうね。

おばあちゃんになった時、どんな表情でいるのか、自分でも楽しみです。

 

 

 

roco