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食べ物とココロの話し

私の母は、私たちが子どもの頃から、化学調味料が入っていないことを気にかけたり、無農薬の野菜を食べさせてくれたり、おやつも手作りの安心で美味しいものを作ってくれていた。

それが当たり前すぎて子どもの頃は理解もしていなかったし、興味もなかったように思う。

 

そこに興味を持ちだしたのは、自分が上京して一人暮らしを始めた頃。

自炊を本格的にスタートし、食事の大切さを学んだ。

でもそれは、食に対する向き合い方が子どもの頃から根付いていたから自然な流れだったように思う。

そうして大人になって家庭を持った今では、やはり食べ物に関して色々な事を意識をしている。

 

体は食べ物で作られているし、体と心は繋がっていると思っている。

体が健やかなら、心も健やかでいられる。

健やかでいられる方法を知っているのと知らないとでは、全然違う。道が逸れても、戻って着地ができるから。

だからと言って完璧なわけじゃない。ジャンクフードも食べるし子どもにも絵具のような色のお菓子が食べたいと言われたら渋々だけど食べさせる。

 

大切なのはバランス。あとはタブーを増やさないこと。「ダメ」じゃなくて「良い」を増やすこと。

 

食ときちんと向き合える人は、体や心とも向き合える人が多い気がする。

自分のことを大切にして欲しいから、子どもにも大切にごはんをつくる。

その原体験がのちに人生を豊かにすると思うから。

roco